歌

躰が振動する
肺に響く
耳だけでは聴くに足りない
その力強い声

愛を 感謝を
孤独を 痛みを
心の叫びを綴った
その繊細な詞

脳をわし掴みにし
魂を揺さぶり
それでもまだ飽き足りず
僕の全てを侵食する
魂の歌

僕はもう虜で
気付けば同じように口ずさみ
共感し
呑み込まれ
そして また聴く
魂の歌を